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ひずみゲージ接着組立試験

 ひずみゲージ接着、組立、試験  ≪技術情報≫
1.ゲージ接着
■接着面の研磨、洗浄
 

接着面の研磨、洗浄は、ひずみゲージの接着において大変重要である。
紙ヤスリなどで接着面のさびや異物を取り除き、汚れや油分をしっかり落とす必要がある。
特に埋め込み型ボルトゲージは、穴の内部を注射器などを使用し良く洗浄する。(使用する洗浄剤は、アセトンやトルエンなどが適している)
 

■接着剤
 

接着剤は、目的に応じて選択するようにする。
ひずみを発生させる量、測定する範囲、使用温度などを考慮してメーカー推奨品を選択するほうが良い。
 

■加圧
 

ひずみゲージの接着は、ひずみゲージ全体が均一に接着されていることが大切である。
曲面や、角などに接着する場合の加圧は、専用の加圧治具を準備して接着する場合が多い。
加圧力(kg/cm2)は、各メーカーの推奨圧力を参考にする。
 

■キュアー
 

接着剤の硬化状態は、特性に大きく影響するので重要である。
メーカーの推奨条件を参考にして硬化条件をきめる。
高温で使用する場合は、使用温度以上の温度でキュアーしておくことが望ましい。

 
2.組み立て配線
■結線
 

結線は、1ゲージ2線、1ゲージ3線、ハーフブリッジ、フルブリッジなどが有り、1ゲージでは、温度影響を少なくするには3線式にする。
出力を大きくとりたい場合はフルブリッジを選択し、ブリッジ各辺の配線の長さを等しくすることにより、温度変化に対する影響を小さくできる。

 
3. 保護処理
■防湿、防滴対策
 

ひずみゲージは、吸湿するとドリフトを起こす場合があるので、適切な吸湿処理が必要となる。
処理剤は、種々あるが使用温度やセンサーの形、容量などにより適切な処理剤を選択する。

 
4. 試験
■計測器への接続
 

ひずみゲージの計測は、小さな抵抗値変化を検出するため、計測機器に接続したときの接触抵抗が特性に影響するので、しっかり接続することが大切となる。
特に、ブリッジ結線の入力側(電源供給側)は接触抵抗の影響が大きいので注意して接続する。
高精度の測定を行うときは、計測器と共にブリッジ電源も変動の少ない精度の良いものにする必要がある。
 



※ひずみゲージによる計測は、安価で確実なデーターが採取できる有効な方法ですが接着や配線、保護処理が適切に行われない場合、ユーザーの期待する結果にならない場合があります。

※ひずみゲージ計測での疑問や不明なことがあれば、
●電話 (0237-42-8100)
●FAX (0237-42-8101)

●お問合せフォーム からお気軽にお問い合わせください。お客様の立場に立ち対応させていただきます。

 

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